第7話 クロノさん

いつだって月曜日というのは憂鬱な日です。
週末が楽しければ楽しいほど余計憂鬱になります・・・
ちょっと待て、月曜の晩にはドキみきナイトがあるじゃないか!
毎週月曜日が待ち遠しい美貴ちゃんマジヲタのパヴェルです。こんばんは。
さて皆さんはDQNという言葉をご存知でしょうか?
言わずと知れた2ちゃん用語ですが、2典によると
「人生に確固たる目的も持たず、反社会的な行動をとったり、自堕落な生活を送る者の蔑称。」
ということだそうです。
今夜紹介するクロノさんはこともあろうに自らのことをDQNと称しています。
しかも神レベルなんだそうですw
クロノさんとの出会いは忘れもしない2002年春の大阪城ホールです。
初めてヲタ名刺を作った自分はでぃくの皆さんに自己紹介を兼ねて名刺を渡していました。
そしてクロノさんにお渡ししたとき、つい仕事上のクセで本名を名乗ってしまいましたw
猛烈に恥ずかしかったのでよく覚えていますw
そんな出会いがありましたが、その後は年に1.2回お会いする程度でほとんど交流がありませんでした。
なぜなら彼は北の大地に住んでいたからです。
1回の参戦で最低でも数万円の出費を強いられる環境でよく現場系になったと関心することしきりですw
その後、彼は就職を機に新潟へ移住しました。
本州だけあって従来よりも格段に参戦しやすい状況になったみたいで参戦数も増えました。
そして2004年のおとめ組@群馬の会場のトイレでばったり遭遇し、それを機にチャットで交流するようになり、いつしか軍団入りされましたw
軍団の方には昨年何度か合宿等で小生宅に遊びに来てもらったのですが、クロノさんは3度も来てくれました。新潟在住なのにw
圧巻だったのは8月に行われた爆音娘。のときです。
以下前夜AM3:00のメッセの内容

パヴェの発言:
明日AM10:00から名古屋港で爆音娘。*1があるから来てよw
クロノの発言:
明日名古屋とかありえねーw
パヴェの発言:
マジヲ体操リアルに出来るよw
クロノの発言:
マジか!行きたいなw
パヴェの発言:
クロノさん来るならオレ行くんだけどなぁ・・・
クロノの発言:
うーん、行こうかな〜w
パヴェの発言:
来たら神レベルでDQNだなw
クロノの発言:
じゃあ行きますw


果たして、その数時間後、新潟から始発でやって来たクロノさんが名古屋港にいました。
神レベルでDQNが誕生した瞬間でした・・・
そして体力が尽き果てるまでヲタ芸を打ち続けた二人にはいつしか妙な連帯感が生まれていました。


そんなクロノさんに人生の重大な転機が訪れました。
新潟中越地震で被災されたのです。
転居を余儀なくされ北海道へ帰郷されました。
新たな生活を構築するために日々苦労をされているクロノさんの日記を、自分は他の人の日記と同じように気楽に読むことはとても出来ませんでした・・・
そしてそこに描かれているのは「人生に確固たる目的も持たず、反社会的な行動をとったり、自堕落な生活を送る者の蔑称。」とは対極にいる青年でした。
モーニング娘。を愛するクロノさんにとって、そしてヲタ仲間との交流を人一倍大切にするクロノさんにとってライブがほとんど行われない彼の地で生活するのは、そうとう辛いことなんだろうと勝手に察しております。
現場系のヲタにとって、長期間の在宅生活ははかりしれないほどのモチベーションの低下をもたらすと思いますが、たまの遠征を心の糧にしてこれからも頑張ってヲタを続けてほしいと思っています。

*1:通常の爆音娘。は夜にクラブ等で行われますが、そのときは『パーク音娘。』と銘打ち昼間から、握手会等でお馴染の『ガーデン埠頭集いの広場』で行われました。もちろん衆人環視の環境であり、何かの罰ゲームとしか言えない状況だったのですが、自らすすんで参加したヲタが多数いました