COMMON PLACE

EVERY LITTLE THINGというバンドというかユニットがいますが、
そのキャッチーな歌メロとわりと前に出てくるギターサウンドが好きで
3rdシングルあたりからCD買ったりして聴いていました。
一度ライブを見たいと思っていたのですが、彼女が出来たら一緒に
行こうなんて思っていまして、そうこうしているうちに五十嵐さんが脱退し、
音楽性が徐々に変化していき、自分もモーヲタになってしまったりで
結局行くことができず、そのうち興味を失くしてしまいました。


そんなことでしたが本日センチュリーホールで追加公演があるということを
偶然知りまして、なんとなくこれを逃したら一生行かなそうな気がしまして
急遽チケを落として見に行くことにしました。


会場で手渡しだったのですが、相手が中国人のバイヤーで軽く凹まされました。
しかも「1枚でいいんですか?」とか余計なお世話っぽい念押しをされまして、
さらに凹まされました・・・


そんないきさつがあったわけですが定刻より10分ほど遅れてライブが始まりました。
以下に要点をかいつまんで挙げますと・・・
・半分くらい知らない曲でした。ツアータイトルアルバムくらい聴いておくべきでした。
・いっくんが大人気でした。
・MCが客との馴れ合いで成立していました。ファンの声援というか掛け声を拾いまくりでした。というかそうとうアットホームな雰囲気でした。
・「どうぞお座りください」って座らせて聴かせていたのに、「激しい曲をやるからお立ちください」とか言って観客全員を強引に立たせた持田はさすがだと思いました。
・内心結構のっていたのにジャンプのひとつも出来なかったオレは正直、小者だと思いました・・・


結論的には持田のヴォーカルがやっぱすごいと思いました。
4thアルバムくらいから、なんか力の抜けたような、ルーズな歌唱法に変化して、
おそらく高音がキツくなってきたからというのもあるんじゃないかなと
思っているのですが、実際音を出せてない部分もありましたが、声質そのものは
今でも最高だと思います。
基本ロウ&ハスキーボイスだと思うのですが、倍音が発生しているのかすごく
甲高い音も同時に鳴っていまして、それがものすごく厚みのある声に聞こえます。
あの声はもはや楽器だと思います。


かっこかわいいながらもしっかりボーカルの実力で観客を魅了する持田を
見ていたら、藤本もいつかモームスを卒業したときに、こんなライブを
やってくれたらいいなぁとうかつにも思ってしまいました・・・