CITROEN SAXO

さて安易にシビックを手放した浅はかさと己のドラテクの過信を猛省したものの、車がなくては生活できないので次の車の購入を検討。
一度覚えたパリジェンヌ輸入車生活の味が忘れられないので候補は必然的にラテンスモールに。
ルノーのルーテシア、フィアットのプントなんかと迷ったけど結局選んだのがまたもやシトロエンのサクソという車。
MT、スポーティ、そんなに高くない、誰も乗っていない、という条件を満たし、なおかつ左ハンドルというのが決め手だった。
やっぱラテン車は本国仕様で乗らないとね。
このサクソVTSという車は名ホットハッチとして名高いプジョー106と同じプラットフォームの兄弟車。
同じPSAグループのシトロエンプジョーだけど、シトロエンはどちらかというとコンフォート路線でプジョーはスポーティーな感じ。
ただしこのサクソに限っては106よりもスポーティーな味付けがしてあって、かなり刺激的だった。
1.6ℓで120馬力と数値的には特に見るべきものはないんだけど1tを切る軽い重量のおかげで峠の下りは痛快極まりなし。
攻めて良し。大人しく乗ってもお洒落で良し。で言うことない車だったんだけど・・・


あれは2001年9月のある日、ちょうど1年点検を受けて1週間目だった。
小松ドームへ向けて地元の友人と待ち合わせした駐車場を出た瞬間
ドッカーン
あれ?何で反対方向向いてるの?窓がこなごなに割れてるけど・・・
一瞬何が起こったのか理解出来なかったけどどうやら事故ったみたい。
しかも車同士で・・・
どういうわけか左から直進してきた車を見落として発進してしまい、左側面に激突。
相手の人は右足、あばら骨折。自分達は奇跡的に無傷。
相手の人には本当に申し訳ないと思うと同時に輸入車が頑丈で助かったと思った。
またもや廃車の憂き目にあってしまいかなり凹む。
ちなみにこの日は娘。コン初参戦になるはずだったので二重に凹んだ・・・