F-1日本GP

F-1観に鈴鹿へ行ってきました(・∀・)
昨日の予選が台風の影響で中止になったので今年は前代未聞の予選決勝同日開催。
はっきりいって観客の立場からしたらかなりおいしいです。
予選は午前中に2セッション行われ、両方とも琢磨が暫定的にトップタイムをマークし場内は大いに盛り上がりました。
最終的には4番手で予選を終えましたが上出来だったと思います。
鈴鹿でF-1をやるようになって2年目の年から毎年観に行っているんですが、日本人ドライバーがトップ争いを出来るようになったという事実は感慨深いものがあります。
昔はある意味勝負とは関係なく出場していること自体に声援を送っているところがありましたが、今は勝って欲しいという願いを込めての応援です。かつてセナやハッキネンに向けて送られた熱狂的な応援と同じものだと思います。
ホンダがF-1を日本に連れてきてから10数年。ついに日本人が日本人に熱狂できる時代が来ました゜(つд∩)゜

午前と午後のセッションの間にホンダのヒストリックF-1カーのパレードがありました。
ホンダF-1マシンのエグゾーストノートは俗にホンダミュージックなどと言われたりするのですが、歴代のマシンの中で最高なのはマクラーレンMP4/6に搭載されたV12気筒エンジンRA121Eだと思います。
今のF-1はエンジン回転数が驚異的に高く排気管も短いのでとてつもなく甲高い音を発します。
耳をつんざくような高い排気音は車の音という感じがあまりしないですし、多少耳触りなところがあるのですが、今回ひさしぶりに鈴木亜久里氏のドライブするMP4/6の音を聞いたら12本のフルートが奏でるソプラノはやっぱり最高だと思いました。

さて午前中は曇っていましたが午後には強い日差しが現れ決勝は完全なドライコンディション。
観客も次第に熱くなり何度も何度もウエーヴが起きました。
そして14時30分。20台のエグゾーストの轟音がこだまして決勝が始まりました。
スタートで琢磨は4番手を維持するもチームメイトのバトンに抜かれてしまいました。
これが結局後々まで尾を引き、結局バトンを抜くことができず4位でフィニッシュ。
母国での表彰台を逃してしまいました。
優勝はM・シューマッハ。いつも通り圧倒的な速さを見せ付けてられました。
2位は弟のラルフでしたがまったく歯が立たなかったようです。
史上最速の兄弟バトルを期待していただけに残念でした。
そして3位が空気の読めないジェンソン・バトン(笑)
ピットストップの作戦の違いがもろに影響してしまった形ですが、ここは上手にさりげなく琢磨を前に行か(ry
いや、やっぱり今の実力ではまだバトンの方が上だったということでしょうね。
シーズンを通しての成績を見れば一目瞭然です。
なんだかんだいってもまだ琢磨はF-1フル参戦2年目です。
はっきりいってここまで活躍できるとは思ってませんでした。
日本GPは6位→5位→4位と毎年確実に順位を上げてきています。
来年は必ず表彰台に立ってくれると信じています。