のだめカンタービレ#17

のだめカンタービレ 17 (講談社コミックスキス)

のだめカンタービレ 17 (講談社コミックスキス)

先日職場の後輩から単行本1〜16巻をまとめて貸していただいて、ドップリはまりました。
おかげで今では自宅ではクラシックしか聞いていません(笑)
実家に帰ったときは幼少時にやめたピアノを久しぶりに触りました(笑)
ストーリーにさほど求心力があるとは思えないのですが(凡庸ということではなく、展開が穏やか)、キャラクターが実にリアルで説得力がありますね。
もちろんのだめみたいな突拍子もない女子は周囲には存在しませんが(笑)
丹念な取材に基づいたクラシックの世界の描写もこの作品の価値を上げていますね。
恋愛マンガ的な側面でいうと、のだめと千秋のつかず離れずみたいな関係が、王道ではありつつも絶妙だなと。

alone

今日と明日は1年のうちでわりと憂鬱な気分にさせられる日です。
なぜなら今日は自分の誕生日であり、明日は言わずもがなの・・・
また今年もこの世界で自分を愛してくれている人が誰もいないことを確認することになるのでしょう。
かくいう僕だって誰のことも愛していませんけどね。

ワンダ名古屋

昨日は暇だったのでせめて駅だけも行こうかと思ったのですが、やっぱり足を運ぶことが出来ませんでした。
梨沙子を見たいという気持ちは相変わらずあるのですが、行くことによって元の自分に戻ってしまうのが怖くて。
昨年の今頃も脱ヲタしていたつもりだったのですが、春先にはコアなヲタに逆戻りしていました。
もうそんな負のスパイラルを断ち切りたいのです。
「ヲタやめますか? それとも人間やめますか?」
それぐらい切迫した心境だったりします。

2006年を振り返って

・現場系ハロヲタを卒業しました。
・一人暮らしを始めました。
・車をインテグラからキューブに変えました。
・『NANA』にハマりました。
・薄型大画面TVを買いました。
・人生で一番モテました(笑)

斜陽

昨日、名古屋まで出たついでに5ヶ月ぶりぐらいにハロショへ行ってみたんですけど、特に何も買わずに帰ってきてしまいました。
そもそも写真を買うつもりはもともとなくて、ハロショへ行くという行為自体がなつかしくてただ行ってみただけなんですけど、店内に飾っている写真を見てタカまることもなく、居心地の悪さだけを覚えて退散しました。
このことについて、自分の中で成長した証とみるか、何か大切なものを欠落させた結果なのか判断は付きかねますが、一抹の寂しさを感じたことだけは確かでした・・・

Aufwieder Sehen

今シーズンのF-1世界選手権も昨日のブラジルGPを持って終了しました。
結果は昨シーズンの王者アロンソが2年連続でタイトルを決めました。
僕としてはシューマッハの逆転勝利に一縷の望みをかけていたのですが、予選ではまさかのマシントラブルにより10番手スタート。
しかし決勝では圧倒的なスピードでみるみる順位を上げていき、もしかすると逆転勝利のための絶対条件である1位でチェッカーフラッグを受けることも可能になるかもしれないと思っていた矢先、タイヤがバーストしてしまいました。
これでチャンピオンシップが絶望的になってしまいましたが、ここからがすごかった。
最後尾まで落ちてしまいましたが、チームのコンストラクターズタイトルのためと、自身の最後の走りを飾るために、諦めずに攻め続け1台また1台と抜き去り、残り4周のところでライコネンオーバーテイクして4位にまで浮上。このレースを最後に現役を引退するドライバーとは思えない完璧な抜き去り方でした。
シューマッハといえばポールからスタートして、そのまま独走してフィニッシュするというイメージで、今日のレースはあまり彼らしくない展開でしたが、ライバルに競り勝ってどんどん順位を上げていったこのレースはレーサー冥利に尽きるというか走っていてとても気持ちよかったでしょう。
事実、走り終えてヘルメットを脱いだ彼の表情はとても清清しいものでした。

レース前は彼にタイトルを置き土産に引退して欲しい思っていたのですが、チームスタッフに涙声で感謝の言葉を伝えるアロンソや喜びを爆発させて表彰台に立つマッサを見ていたら、この若者達がこれからのF-1を引っ張ってくれるんだと思いアロンソが勝ってよかったと思いました。
シューマッハとしても16年間王者として君臨していたF-1の世界を次世代のドライバーたちに任せるためには負けないと安心できなかったでしょう(笑)

とにもかくにもF-1史上最高のドライバーが速くて美しいレースをしてそのキャリアを終えてくれたことをとても嬉しく思いました。
ジダンのようにあれだけ偉大だったのにあのような形で終わってしまった選手もいるので・・・

贖罪

家計簿をつけるようになってから、自分の浪費癖に気付き、お金を使うことに罪悪感を抱くようになりました。
一人暮らしを始めてからはさらに磨きがかかり、お金を使うことがもはやストレスにさえなっています。
娯楽関連のものは極力買わないようにしていますし、生活に必要なものですら、何かと理由を付けて買うのを先延ばしにしていたりします。
1円も使わずに生活できた日は本当に気分がいいです。

まぁそんな質素な生活をして、ビジネスホテルのようにシンプルで何もない部屋で暮らしていると、仕事から帰ったあとの時間を持て余してしまうのですが、遊びに出かけてしまうのはもってのほかですし、かといってゲームやら雑誌を買うわけにもいかず、そこで思い付いたのが過去に読んだ本を再読することです。
中学の頃から就職するまでは結構な読書家だったので、幸い実家には数年かかっても読みきれないほどの書籍があります。
手始めに村上龍の「コインロッカーベイビーズ」と村上春樹の「ノルウェイの森」を持ってきました。
この2作品はボクが文学に興味を持つきっかけになった作品ですし、今呼んでもまったく色褪せることがありません。

ただボクの場合は文学作品を読み始めると妙に内省的になってしまい、ひどくなると軽く欝状態になってしまうのが欠点ですけど。

そんな感じで刹那的・享楽的に生きた20代を悔悛したいです。